Graded Direct Methodで英語の授業が変わる – 英語脳を育てる理論と実践 – この一冊でGDMとその授業の作り方がわかる Graded Direct Methodで英語の授業が変わる – 英語脳を育てる理論と実践 – この一冊でGDMとその授業の作り方がわかる

体験談

体験談1

昔、学んだはずの英語がいつのまにか雲散霧消してしまい、もう一度基礎の基礎ABCから学び直したいと思っていたところに、このクラスと出会い、その後7年近くなりました。
文字どおりの牛歩ですが、確実に進歩できていると実感します。
”Stepping into the Past”のようなstory が読めるようになるとは7年前には思ってもいませんでした。
家ではNHKラジオの基礎英語を中心にいくつかの番組を視聴していますが、やはり実際に話すことができるのはクラスの中だけというのが現状です。
地道に積み重ねれば、必ず進歩することが実感できました。

体験談2

69才の時、友人に誘われ入会して、7年経ちました。
最初、自分のネームカードを、机まで取りに行って、自分の座席に戻り、自分の上着につける、この動作を英語で話す??
ワア??こんなこと自分が若かりし頃(学校教育)受けたことなかったわ??ーというのが実感でした。随分これがわかるまで苦労したことが思い出されます。
GDMの教授法は、全て体を動かし、手を動かし、頭を使う勉強法なんだなと思います。
先生は、色々な、教材を用意して下さり、(毎回、毎回)生徒の私たちは、それで理解が深まります。考えてみると7年ー意欲を失わず(勿論これからも)勉強出来るのは、この教授法だからだと、思っております。年々記憶力が衰えてきましたが、先生、お仲間と、楽しく勉強出来ているのが一番と思ってます。横浜市緑区鴨居在住です。

体験談3

先生が授業を「ライブ」とおっしゃった事が、今では少し、判ってきた気がします。GDMのクラスは、学校の教科書の授業や、街の英会話教室とは全然違うクラスだと感じています。

それは、日本語を使わない、限られた単語で、というGDMの規則もそうですが、教える側と教わる側、双方で作り上げてゆくクラスだという事です。先生の投げかけに対して、私たちがどんな反応をするか、それによって全然流れが変わってしまうという、、教える側からすると、とても大変な方法だと思います。思いもよらない答えが返ってくる、準備した方向に進まない、生徒はどんどん脱線していく、、、とても不思議な授業です。

先生のバッグから「今日は何がでてくるんだろう?」「次に何がおこるんだろう?!」という、子供ではないですが、やはりワクワクします。

(中略)

教科書として使っているEnglish Through Pictures の序文に『旅慣れたひとは、持ち物を最小限にします。外国語を使うという事は旅に出る事です。自宅で自国語をしゃべるような贅沢はあきらめます。「最低限の英語として850語さえあればほとんどすべてのことが言い表せる、、」』とありました。また

GDMのHPには『ことばは生きています。ことばの学習は、木の成長にたとえることができます。はじめがよければ根が生え、枝が伸び、強く高く成長し続けていきます。英語も、よい土台つくりからはじまります』とあります。

とても印象的で、GDMを象徴しているのではないか、と思っています。

何のために英語を習得したいのか、その目的や達成期限で学習方法は様々だと思います。たくさんの選択肢があり、合う・合わないも、人それぞれだと思います。ですが、私はGDMを知ったこと・体験できたこと、本当に偶然のめぐり合わせですが、とてもありがたく思っています。まだ自分の思いを伝える・楽しむ、というところまでたどり着けていませんが、ゆっくり、もう少し、この道を進んでみたいと思っています。

私立金城学院中学校

名古屋市にある私立金城学院中学校ではGDMを取り入れた英語の授業をしています。GDMの授業で使用しているワークシートには振り返り欄があり、毎回生徒は感じたことを自分の言葉で素直に表しています。生徒の学びの様子がこの感想からうかがうことができます。

2017年度の1年生の感想から

4月 授業が始まって1週間後

  • 先生は日本語の説明をしないので、それによって英語ができるようになるのでびっくりしました。自分で考えて覚えるので英語の授業は頭が働きっぱなしです。
  • 「手は魔法だ」と先生に言われて、本当に手を使うと分かるので、手は本当に魔法みたいだなと思いました。
  • 教えてもらったのではなく、自分で気づいたことなのでずっと忘れないと思いました。
  • 使い方が分かったときのすっきり感が気持ちいい!!

5月後半 中間テスト後

  • 勉強はきらいだし、問題を解くのや英文を書くのもいやだけど、分かったときのよろこびやすっきりする感じが忘れられなくて「もっとやりたい!」と思えてくる。
  • 英語を学んでいると、いつもとは違う目線で物事を見ることができるので、これからもがんばりたいと思いました。
  • 初めから辞書にたよるより、先生のうごきをじっと見て考えて、正解を導いた方が頭に入りやすく分かりやすい!

9月下旬

  • 家にあるものでやってみると分からないところが分かるようになった。
  • 昨日分からなかったことが少しずつできるようになってきて、とても嬉しかった。もっと完璧にしたい。
  • このプリントで、自分で考えた文章を英語で書くと、教科書の英語を何回も書くより効率の良い勉強法だと思いました。
  • こうして自分で絵を描きながら、習った単語で文章を作るのがとても楽しくて作っているうちに単語や使い方をバッチリ覚えているので、一石二鳥です!

10月

  • 1つの絵でたくさんのことを言えるようになった!!うれしい!
  • 習って1日目だとまだ内容は頭に入りきってないけど、帰るときや家で練習してたら、2日後ぐらいには「うーーん?」だったのが「あー、そーなんだ!」ってなるのがうれしいし、少しだけ自信がつく。
  • また難しいものが出てきたけど、文章を自分で考えて、うーーんアイディアがでてこない、という時が楽しくなってきました。

11月

  • 頭の中で分かっていても文に表したり、口に出したりできないので、そこで手を使うと自然に言葉が出てきました。手は魔法!!
  • 1言で言うと「難しい」だけど、2語で言うと「難しい」と「面白い」になる。英語は最初の印象は難しいだけど、どんどん練習していくうちに面白くなったり、楽しくなったりするので、ずっとつづけたい。
  • だんだん一つのことに対して、いろんな言い方ができるようになってきて、半年ほどでも成長したんだなぁーと感動しました(泣)!